「うちの子を早く見つけたい。でも、掲示板がいくつもあって、どこに載せるか分からない」と困っていませんか。

そんなときは、まずペットの種類に合う掲示板を選び、届出も同時に進めることが大切です。

掲示板に載せると、見かけた人から連絡が届きます。届出先では、保護されていないかを確かめられるからです。

この記事では、掲示板やデータベースの選び方から、写真と特徴の決め方、さらに載せた後に確かめることまでをまとめています。

読み終えれば、載せる所で迷わず、うちの子を無事に家へ迎えるための捜索を進められます。一日でも早く会えるように、まずは顔と全身が分かる写真を選びましょう。

ペット迷子掲示板を選ぶコツ

ペット迷子掲示板は、まず全国の迷子ペットのデータベース「LOSTPET.JP」に載せるのがコツです。そのうえで、ペットの種類(犬猫か、鳥や小動物か)と、知らせたい範囲(全国か、近所か)に合う掲示板を足しましょう。

迷子ペットを載せる所は、全国のデータベース、種類に合う掲示板、近所に届くアプリや地域の掲示板の3つを組み合わせる

まず全国の
データベースに載せる

まずは、全国の迷子ペットのデータベース「LOSTPET.JP」に載せましょう。犬・猫・鳥などの迷子を無料で載せられる全国の掲示板です。

載せると、覚えやすい短いURLで捜索用のページが作られます。写真に加えて動画も載せられるので、動く姿や鳴き声も伝えられます。掲載した情報は、X・Instagram・Facebookでも定期的にシェアされます。

電話番号を出すのが心配なら、LOSTPET.JPの専用掲示板を使いましょう。メールアドレスや電話番号を公開しないまま、見かけた人と情報をやりとりできます。

登録に用意する情報と、登録と同時に進める届出は、次の記事で確かめられます。

【関連記事:LOSTPET.JPへの登録のしかたと、登録の次にやること はこちら】

ペットの種類に合う
掲示板を足す

LOSTPET.JPに加えて、ペットの種類に合う掲示板も足しましょう。犬や猫か、鳥や小動物かで、合う掲示板が変わります。

犬や猫なら、犬猫専用の掲示板にも載せてください。迷子ペット.NETには、迷子犬の掲示板と迷子猫の掲示板があります。「いぬなら / ねこなら」というサイトは、無料の会員登録をして投稿できます。このサイトは、似た迷子の情報がXやInstagramに出ると、メールやLINEで知らせてくれます。

鳥やうさぎなどの小動物なら、種類ごとの欄がある掲示板を選んでください。ペットのきもちには迷子鳥・保護鳥や小動物、爬虫類・両生類の欄があり、ユーザー登録なしで使えます。鳥の迷子情報が多く集まるSearilyにも載せておきましょう。

近所の人に届く掲示板も使う

近所の人に知らせたいなら、近所の人に届く掲示板も使いましょう。近くの人に通知が届くアプリと、住んでいる地域の掲示板です。

完全室内飼いの猫は、家の近くに潜んでいることがあります。SNSで遠くまで広めても、近所に住む人の目に届くとは限りません。拡散頼みはNGです。

ドコノコでは、犬や猫の迷子掲示板をアプリで作れます。いなくなった地点から半径1km圏内で、自宅などの場所をアプリに登録している人には、通知が届きます。半径4km圏内でアプリを開いた人にも、知らせが出ます。

住んでいる地域の掲示板もあります。例えば栃木県と近郊のとちポチとちタマは、無料で掲載を頼め、編集部が内容を確かめてから載せます。電話番号を表示するか、メールだけで受け取るかも選べます。

下のLINEに登録すると、いなくなってからの時間に合わせた探し方が届きます。ご活用ください。

LINEで時間に合わせた探し方を受け取る

写真と特徴は
載せる前に決めておく

掲示板に載せる前に、顔と全身が分かる写真を選びましょう。写真と特徴を先に決めておけば、どの掲示板にも迷子ポスターにも同じ情報を使えます。

掲示板に載せる前に、顔と全身の写真、ひと目で分かる特徴1つ、いなくなった日時と場所をそろえる

「顔」と「全身」の
写真を載せる

掲示板には、「顔」と「全身」の写真を1枚ずつ、2枚載せましょう。

顔だけでは体の大きさや模様が分からず、全身だけでは顔つきが伝わりません。顔と全身の両方があれば、見かけた人が自分の見た子と見比べられます。

写真は、模様や毛の色、羽の色がはっきり写っているものを選んでください。暗い所や遠くから撮った写真より、明るい所で近くから撮った写真のほうが模様が分かります。

鳥や小動物の場合も、顔と全身の2枚を載せる点は変わりません。手元の写真が少ないときは、家族のスマホに残っている写真も探してみてください。

特徴は1つに絞る

文章で書く特徴は、ひと目で分かるものを1つに絞りましょう。

例えば、しっぽが曲がっている、片方の前足だけ白い、といった特徴です。いくつも書くと、見かけた人がどこを確かめればよいか迷います。

目立つ特徴がない子なら、首輪の色など、離れていても分かるものを1つ選んでください。

いなくなった日時と場所も書き添えましょう。日時は、時刻まで分かれば書いておくと、見かけた人が自分の見た時刻と比べられます。場所は、近くの駅や大きな交差点の名前を入れると、土地勘のない人にも伝わります。

迷子ポスターも作って配る

掲示板に載せる写真と特徴で、おたすけプラス特製の迷子ポスターも作りましょう。掲示板と同じ写真と特徴をポスターにも載せておけば、紙で見かけた人が掲示板の投稿と同じ子だと気づけます。デザインは、おたすけプラスの捜索の現場チームが実際に配っているチラシの作りをもとにしています。いなくなった場所を選ぶと、周りの地図が自動で入ります。写真は3枚まで載せられます。作るのはスマホで無料です。できあがったポスターはLINEで受け取れます。

迷子ペットポスターの見本。写真3枚、いなくなった日時と場所、周辺の地図、特徴、連絡先の電話番号が入ったA4のポスター

地図入りの迷子ポスターを無料で作る ›

ポスターは最低100枚を目安に、家に近いところから配りましょう。チラシを配って待つのはNGです。配りながら近所の人に声をかけ、自分の目でも探し続けてください。

猫のチラシの配置や貼る場所は、次の記事の図で確かめられます。

【関連記事:迷子猫のチラシに載せる情報と配り方 はこちら】

ペットの迷子掲示板だけでは
居場所までは分からない

掲示板に載せたら、目撃の連絡を確かめて、自分でも現地を探しましょう。投稿や連絡だけでは、今いる場所までは分からないためです。

掲示板に載せて待つだけでは今いる場所は分からないため、連絡の日時と場所を確かめて自分で現地を探し、保護情報も毎日確かめる

目撃の連絡は現地で確かめる

目撃の連絡が来たら、見かけた日時と場所を聞き、現地へ行って確かめましょう。

掲示板は、見かけた人を増やす手段です。今どこにいるかまでは、投稿だけでは分かりません。保護するには、連絡をもとに自分で現地を探すことが要ります。

連絡をくれた人には、見かけた日時と場所、進んだ方向、特徴を尋ねてください。写真があれば送ってもらい、毛の色や模様を見比べます。合っていれば地図に場所を書き込み、情報が全部そろうのを待たずに現地を確かめに行きましょう。

よその敷地は、日中に事情を話して許可をもらってから確かめてください。夜に懐中電灯を家の窓へ向けるのも避けましょう。

保護情報は毎日確かめる

届出をしたあとも、保護情報は毎日確かめてください。

届出先は、最寄りの警察署と、地域を受け持つ動物愛護センターや保健所などです。警察には遺失物届を、センターなどには迷子の届出を出しましょう。近くの動物病院にも、保護や目撃の情報がないか尋ねてみてください。

届出して待つのはNGです。保護されても、自動で連絡が来るとは限りません。掲示板に出ている「保護しています」の投稿も、合わせて見ておきましょう。

住んでいる地域の届出先は、全国の届出先検索で調べられます。自治体の保護情報は、環境省の収容動物検索情報から探せます。

うちの子が見つかったら、載せた掲示板と届出先に知らせてください。掲載が残ったままだと、協力してくれた人が探し続けてしまいます。

見つけても追いかけない

うちの子を見つけても、追いかけずに居場所と様子を確かめましょう。見つけても捕まらないことがあるためです。

猫は、追いかけると逃げてしまいます。捕まえるのに失敗すると警戒が強まり、同じ場所に現れなくなることもあります。

犬の場合は、まず穏やかに声をかけ、近づいてくるか、離れていくかを見てください。近づいてくるなら、落ち着いて迎えましょう。離れていくなら追わずに、見失わない距離から動きを見守ってください。

何度も近づいて捕まえ直そうとせず、見かけた時刻と向かった方向をメモしておくと、次に探す場所を決められます。

犬を見つけてから保護するまでの進め方は、次の記事で確かめられます。

【関連記事:迷子犬を探す4つの行動 はこちら】

犬と猫の捜索を
プロに任せる目安

犬や猫の場合はペット探偵という選択肢があるので、まず任せる目安に当てはまるかを見てみましょう。

様子を見ずに早めに頼む

様子を見るのはNGです。早めに捜索を頼むことを考えましょう。目安は、脱走から6時間がたった、一度見つけたのに捕まえられなかった、心当たりを探しても手がかりがない、探す時間や自信がない、の4つです。どれか1つに当てはまったら、相談してみてください。

6時間は、頼むことを考え始める目安です。そこまで待つという意味ではありません。探す場所や保護のしかたを判断できないなら、初めから任せる理由になります。

鳥やうさぎの捜索も頼めるのでしょうか。おたすけプラスの捜索チームが探すのは、犬と猫です。鳥や小動物は、届出と掲示板への掲載を続け、近所での声かけとポスター配りも進めてください。

現場スタッフが探す場所を絞る

おたすけプラスでは、選んで認定した現場チーム(認定加盟店)のスタッフが、目撃情報と暗視カメラで探す場所を絞っていきます。

寄せられた目撃情報を一つずつ確かめ、足跡などの手がかりがある場所に暗視カメラを置きます。カメラは、動きがあった時に自動で撮影します。その場所に来ているかを確かめ、来ていなければ次の場所を当たります。

例えば、昼に探した道で夜にカメラに映ったなら、映った時刻と進んだ方向から次に探す道を決めます。情報が入るたびに探す場所を見直し、飼い主様と協力しながら捜索を続けます。

※実際の進め方は、現場スタッフが状況を見て判断します。

自分で探す手順と、今すぐ相談したほうがよい3つの基準は、次の記事で確かめられます。

【関連記事:迷子ペット捜索ガイド はこちら】

まとめ:ペットの迷子掲示板と
現地の捜索を同時に進める

ペットの迷子掲示板は、ペットの種類と知らせたい範囲に合う所を選び、写真と特徴を決めてから載せることが大切です。載せたあとは目撃の連絡と保護情報を確かめながら、自分でも現地を探しましょう。

  • 載せる所:全国の迷子ペットのデータベースに、種類に合う掲示板と、近所に届くアプリや地域の掲示板を足す
  • 載せる中身:顔と全身の写真、ひと目で分かる特徴1つ、いなくなった日時と場所
  • 載せたあと:目撃の連絡を確かめて現地へ行き、保護情報を毎日確かめる
  • 見つけたとき:追いかけず、居場所と様子を確かめる

掲示板と現地の捜索を一緒に進めれば、見かけた人からの連絡を、うちの子を迎えに行く手がかりにできます。

犬や猫で、探す場所や捕まえ方に迷うときは、初めから捜索を任せることもできます。現場スタッフが、目撃情報とカメラで探す場所を絞り、保護を目指して捜索します。

また一緒に暮らせるように、まずは写真を選ぶところから始めましょう。