名前を呼びながら家の周りを一周した。物陰をのぞいて、もう一度呼んだ。返事はない━━
外を歩いて探す。猫がいなくなった日に、誰もが最初にやることです。間違ってはいません。
ただ、歩き回るだけでは猫は戻ってきません。餌と使用済みの猫砂を置いて帰り道を作る、警察と保健所に届ける、近所にチラシを配る。歩く時間をどれだけ増やしても、帰り道も、届出も、チラシも、誰かが手をつけないかぎり止まったままです。
でも、この記事を読めば大丈夫です。猫が脱走した後にやるべきこと5つを、時間帯別に整理しました。見つけた後の捕まえ方、家族や友人に何を頼めばいいかも解説します。読み終えるころには、今夜と明日に誰が何をやるかが決まります。
目次
猫が脱走したら今日やる5つ
猫が脱走した日にやる5つは、外を歩き回ることではなく、家の中をもう一度確認するところから始まります。家の中の確認と帰り道づくりは、時間を選びません。外を歩くのは3つ目です。夜の目視と、昼の届出やチラシ配りは動ける時間が決まっているので、並んでいる順に手をつけてください。

家の中をもう一度
1つ目は、家の中のもう一度の確認です。ご相談の一定数は、「実は家の中にいました」で解決しています。
洗濯機の裏、クローゼットの奥、天袋の中。人が入れないと思い込んでいる隙間ほど、猫には落ち着ける隠れ場所になります。名前を呼んでも返事をせず、じっとしたままのことも。
ご家族がいるなら、部屋ごとに担当を決めて一部屋ずつ。開けた扉は閉めながら進むと、どこまで見たかが自分で分かります。
室内を潰しきる前に外へ出ると、歩き回った時間がまるごと空振りになります。出発点は家の中です。
餌と猫砂で帰り道を作る
2つ目は、猫が自分で戻ってこられる道を作ることです。餌と使用済みの猫砂を、ご自身の敷地内に3カ所ほど置きます。
置くのは、その子が通りそうな場所。玄関先、庭の隅、ベランダの下あたりです。道路や公園など、敷地の外に置くと不法投棄になる場合があります。
雨に濡れると匂いは消えます。軒下など、濡れにくい場所を選んでください。ペット不可の物件の近くでは、目立たない場所に。
猫砂は野良猫にマーキングされると逆効果になります。毎日一度は見に行き、汚れていたら交換を。置いて終わりにせず、毎日の確認までが1つの作業です。
夜は低い目線で探す
3つ目は、夜間から早朝の目視です。猫は夜行性のため、動きが出やすいのはこの時間帯になります。
立ったまま見渡すのではなく、しゃがんだ目線で。車の下、室外機の裏、床下の通気口、側溝の中。低くて暗いところから順に見ていきます。
完全室内飼いの猫は、自宅から100〜200m以内にいることが多いとされています。まずはこの範囲を、1軒も飛ばさずに見てください。外に出る習慣のある猫は、餌場や外猫の集まる場所から見ていきます。
日数が経っているときは、飼い方にかかわらず範囲を広げてください。広げ方は「200m×経過日数」で計算します。3日たっているなら半径600m、1週間なら1.4kmです。
名前を呼ぶときは、最小限の声で優しく。大きな声は逆効果になります。夜間に他人の敷地を懐中電灯で照らすことだけは避けてください。
届出は昼に3箇所へ
4つ目は、日中の届出です。出す先は警察署、動物愛護センター(保健所)、近隣の動物病院の3箇所になります。
📋 届出先の3箇所
- 最寄りの警察署:遺失物届を出し、その後も毎日確認を
- 動物愛護センター(保健所):保護された猫が運ばれる先
- 近隣の動物病院:怪我や衰弱のときに運び込まれる先
あわせて環境省の収容動物の情報を掲載している自治体リンク先一覧も見ておいてください。保護された犬や猫の情報を載せている自治体のページが、地域別にまとまっています。載っていない自治体もあるので、その場合は最寄りの保健所へ直接お問い合わせを。
どの窓口も、開いているのは日中だけです。電話で受け付けている窓口もあるため、日中に外へ出られない方は電話からで構いません。
チラシと聞き込みで網を張る
5つ目は、チラシと近隣への聞き込みです。自分の目だけでなく、近所の人の目も使って網を張ります。
📋 チラシの3つのコツ
- 枚数:まず100枚。近い順に1軒も飛ばさず
- 載せ方:特徴を1つだけ大きく、全身が分かる写真を添えて
- 配り方:「チラシお断り」には投函せず、マンションは掲示を依頼
チラシは100枚が最低限です。範囲が広がれば200枚、500枚と増え、配る時間もその分かかります。「見かけたら写真を」と書き添えておくと、寄せられる情報の精度が上がります。
近隣宅への挨拶と、敷地を見せていただくお願いも日中に。近所の人が保護して、そのまま世話をしている。届出が出ないままの猫がいます。「見かけませんでしたか」だけでなく、「保護されていませんか」まで聞いてください。
チラシと聞き込みは、連絡が来るのを待つ作業です。待っている間も、夜の目視は続けてください。
一人で探し続ける前に
夜にしかできない目視と、昼にしかできない届出やチラシ配りを、一人で両方こなすのには無理が出ます。何を後回しにして、誰に何を頼むかを決めていきます。
昼と夜は同時に動けない
猫が動き出すのは日が暮れてからです。警察や動物愛護センターの窓口が開いているのは日中です。猫に合わせて夜に動けば、昼にしかできない用事が丸ごと残ります。
🌙 夜〜早朝にやること
低い目線での目視。猫が動く時間に合わせます。餌と猫砂の確認は、この見回りのついでに。
☀️ 日中にやること
チラシ配りと近隣への聞き込み、届出3箇所。窓口が開いている時間に限られます。
一人で動く日が続くと、昼の届出とチラシ配りが後回しになります。誰かに渡せるかどうかで、次にやることが変わります。
手伝える人がいるなら、夜と昼で担当を分けてください。日中に働いているなら、届出は電話で受け付けている窓口から先に。
頼れる人がいないなら、今日やらないことを1つ決めてください。たとえば「チラシは明日に回して、今夜は目視だけ」。全部を半分ずつやるより、確実に進みます。
見つけても捕まらない
見つけることと、捕まえることは別の技術です。姿を見つけても、すぐに手を伸ばさないでください。
怯えた猫は、飼い主さんの手でも簡単には捕まりません。素手や段ボール箱では失敗しやすく、一度失敗した猫は、同じ場所に二度と現れなくなることもあります。
見つけた場所は覚えておいてください。捕獲器やカメラを置く場所になります。
捕獲器は、飼い主さんが自分で使って構いません。自治体によっては安く貸し出しています。保護団体にも問い合わせてみてください。買う場合は、安いもので1万円くらいから。使うときは毛布をかけて中を暗くすると、落ち着ける空間になり、猫が入りやすくなります。
つまずきやすいのは、置く場所と餌の加減です。野良猫が多いエリアでは、別の猫が先に入ってしまいます。暗くなってから反応を待つ時間が、何時間も続くことも。
捕獲器は、1回で成功させたい道具です。置く場所と餌の加減に迷うなら、そこだけプロに任せてください。

※スタッフの判断により、使用機材は変わる場合がございます。
頼るか迷ったときの目安
自力で続けるか、人に頼むか。迷ったときの目安は3つあります。どこを探せばいいか分からない、一度見つけたが捕獲に失敗した、何をすればいいか分からなくなっている。
心当たりを全部回っても手がかりがないなら、探す方向を見直すサインです。一度捕獲に失敗すると、猫は昨日より人を警戒します。同じやり方をもう一度試すと、さらに遠くへ逃げます。
探し方を変えるか、人を増やすか。どちらかを選ぶ場面です。数日の捜索で保護につながるケースは少なくありません。
まだ自分で動けている段階でも、相談だけ先にしておくことはできます。「あの時に聞いておけば」というお声を、私たちは何度もいただいてきました。今の状況を話すだけで、次にやることがはっきりします。
頼む前に確かめること
依頼先を決める前に、見積もりの段階で3つを聞いてください。即答できるかどうかが、判断の材料になります。
📋 見積もりで聞く3つ
- 「総額の上限はいくらですか?」:上限を示さない業者は避けるのが無難です
- 「同じような猫の捜索実績は?」:飼い方や性格が近い猫の実績を確かめます
- 「見つからなかった場合の対応は?」:期間が終わった後のフォローの有無です
比べるのは表示価格ではなく、交通費などの諸経費まで含めた総額です。「1日いくら」だけでは、最後にいくら払うのかが分かりません。
総額を聞くときは、動ける時間帯もあわせて確かめてください。夜間から早朝に動けるか、日中の聞き込みやチラシ配りまでやるか。どこから来るのかも聞いておくと、出張費の見当がつきます。
おたすけプラスの猫探し
おたすけプラスでは、相談とお見積りは無料です。金額に納得いただいてから、はじめて現場チームが動きます。進め方と費用、他の業者との違い、実際にご依頼いただいた方の声を、順にお伝えします。
現場での動き方
相談から保護まで、5つのステップで進みます。お見積りまでは費用がかかりません。
📋 相談から保護までの流れ
- STEP1 お問い合わせ:猫の特徴・性格・いなくなった時の状況をお聞きします。24時間365日受付、相談は無料
- STEP2 サービス説明・お見積り:費用を説明し、納得いただいた場合のみご契約へ。ここまで無料
- STEP3 ご契約・お支払い:認定加盟店のスタッフが現地に向かいます
- STEP4 捜索・報告:隠れ場所の捜索、暗視カメラ、地形調査、聞き込み
- STEP5 保護・報告:安全に保護し、ご報告します
飼い主さんが自力でやりにくいのが、STEP4の暗視カメラです。カメラは猫を写すためだけでなく、探す範囲を絞り込むために置きます。
足跡や尿の跡がある場所、通り道、餌を置いた場所、捕獲器の近く。猫が来ていそうな場所にカメラを置くと、動きがあった時に自動で撮影されます。そこに来ているのか、来ていないのか。それを一つずつ確かめていきます。
来ていないと分かった場所は外して、次を当たります。カメラを置かないと、同じ場所を何日も見に行くことになります。
カメラは1台から5台程度。捜索は1日5〜6時間が標準です。
※実際の進め方は、現場スタッフが状況を見て判断します。
捜索は、ご契約いただいた当日か翌日から始まります。受付は早朝でも深夜でも対応しています。
現場スタッフの手配は最短5分。混み合っているときは、お時間をいただきます。

費用の目安
おたすけプラスでは、料金は捜索費と出張費の2つでできています。ご契約の前に、全て込みの合計金額をお伝えします。「1日いくら」だけを伝えて、後から足すことはありません。
金額は捜索1時間あたり4,980円〜が目安です(捜索は1日5〜6時間が標準)。これに出張費が加わりますが、その合計をお見積りでお伝えし、そこから追加の請求は発生しません。成功報酬の上乗せもありません。
夜の目視も、昼のチラシ配りも、私たちのチームが両方やります。一人では手が回らない分を、そのまま引き受けます。
現場に伺うのは、本部の基準を満たした認定加盟店の、実績あるスタッフです。夜も昼も動けるので、猫が来ていない場所を一つずつ外していけます。
ご相談は匿名でも受け付けています。「まだ頼むか決めていないけれど、話だけ聞いてほしい」。そんなお電話でも構いません。
他の業者との違い
一般的な業者との違いを、5つの項目で整理しました。
| 項目 | おたすけプラス | 一般的な業者 |
|---|---|---|
| 夜間・早朝の稼働 | ◎ 割増なし |
△ 割増ありも |
| 昼の聞き込み・チラシ | ◎ チラシ代も料金内 |
△ 実費が別途も |
| 猫の性格別の対応 | ◎ 性格別ノウハウ |
△ 業者による |
| 見積もり後の追加料金 | ◎ 発生しない |
× 発生の場合あり |
| 捜索後の情報共有 | ◎ 半永久的に共有 |
△ 契約終了まで |
※業者により対応は異なります
チラシ代は捜索費に含まれています。昼の聞き込みとチラシ配りも、夜の目視と同じ料金の中で進みます。飼い主さんが日中に動けない分を、そのまま引き受ける形です。
完全室内飼いの家猫、元野良猫、極度に臆病な猫。性格が違えば隠れる場所も逃げ方も変わります。猫の性格ごとの捜索ノウハウを持つスタッフが、全国47都道府県で待機しています。
捜索の期間が終わっても、目撃情報が入れば半永久的にお伝えします。
飼い主さんからの声
実際にご依頼いただいた方から、このような声をいただいています。
「夜の寒い中、一生懸命探していただきました。とても感謝しています。 また、専門の知識も教えていただき、まだ近くで生きていてくれると安心できました。」
— 猫の飼い主様
「親身になってくださり、電話対応でも丁寧に40分も相談に乗っていただきました。 家族もみんな安心しました。とても助かりました。」
— 猫の飼い主様
「隠れる場所が多い地域でただ帰ってくるのを心配しながら待つより、依頼して天気のいいうちに見つかってほんとに良かったです。ありがとうございました。」
— 猫の飼い主様
以下は、ご依頼いただきました捜索事例の一部です。
夜と昼、どちらの手も足りないと感じたら、まずは状況をお聞かせください。
猫探しでよくある質問
猫探しの質問は、探し方そのものよりも「日中に動けない」「誰に何を頼むか」に集まります。ご自身の状況に近いものから開いてください。
猫が脱走したら、まず何から始めればいいですか?
5つを順番に進めてください。家の中の再確認、餌と使用済みの猫砂で帰り道を作ること、夜間から早朝の目視、届出3箇所、チラシと聞き込みです。室内を確認しきる前に外へ出ると、歩き回った時間が空振りになります。
日中は仕事です。どう進めればいいですか?
夜は目視にあて、昼の作業は電話でできるものから進めてください。届出は電話で受け付けている窓口もあります。近隣への挨拶や敷地を見せていただくお願いは、週末に寄せる形になります。頼れる人がいないなら、今日やらないことを1つ決めてください。たとえば「チラシは明日に回して、今夜は目視だけ」。全部を半分ずつやるより、確実に進みます。
迷子届はどこに出せばいいですか?
警察署、動物愛護センター(保健所)、近隣の動物病院の3箇所です。あわせて環境省の収容動物の情報を掲載している自治体リンク先一覧も確認してください。保護された犬や猫の情報を載せている自治体のページが、地域別にまとまっています。
チラシは何枚くらい必要ですか?
100枚が最低限の枚数です。範囲が広がれば200枚、500枚と増えていきます。近い順に1軒も飛ばさず配ってください。特徴を1つだけ大きく書き、全身が分かる写真を添えます。「見かけたら写真を」と書いておくと、目撃情報の精度が上がります。
完全室内飼いの猫と、外に出る猫で探し方は変わりますか?
変わります。完全室内飼いの猫は自宅から100〜200m以内にいることが多いため、隣家の床下や物置まで見せていただいてください。外に出る習慣のある猫は、餌場や外猫の集まる場所を起点に探してください。
家族や友人に手伝ってもらうとき、何を頼めばいいですか?
昼の作業を渡すのが分けやすいです。チラシの配布、近隣への挨拶、届出の電話。夜間の目視は、猫が慣れている人が担当するのが向いています。
相談の前に用意しておくものはありますか?
猫の特徴、性格、いなくなった時の状況が分かれば十分です。相談・お見積りは無料で、本予約前のキャンセル料も0円です。匿名でも受け付けています。
まとめ:猫が脱走したら
猫が脱走した日にやることは5つです。夜は探す時間、昼は伝える時間です。
- 家の中の再確認
- 餌と使用済みの猫砂で帰り道を作る
- 夜間から早朝の目視
- 警察・動物愛護センター・動物病院への届出
- チラシと聞き込み
「どこを探せばいいか分からない」「一度見つけたが捕獲に失敗した」「何をすればいいか分からなくなっている」。思い当たるものがあるなら、探し方を変えるか、人を増やすタイミングです。
おたすけプラスでは捜索1時間あたり4,980円〜が目安です。相談・お見積りは完全無料。24時間365日、いつでも受け付けています。本部の基準を満たした認定加盟店の、実績ある現場チームが、夜も昼も動きます。
今日の5つをやり切れば、猫ちゃんの帰り道も、近所の目も、両方そろいます。ご自身のペースで続けられるなら、その形が一番です。手が足りないと感じた日は、「何から話せばいいか分かりません」というお電話でも構いません。昼と夜の両方を、一人で回そうとしなくて大丈夫です。あなたの猫ちゃんとの再会を、私たちも一緒に目指します。







